『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』(イレブンアイズ -つみとばつとあがないのしょうじょ-)は、2008年4月25日に発売されたLassの第4作目のアダルトゲームソフト。
同一時間における主人公以外の視点から物語を描く新システム「クロスビジョンモード」を採用しており、物語をより深く理解できるよう工夫されている。
メイン フェムト ブレンダー オーダ ジャッキ プロデ ハンド ヨーグルト ひょう リゾット しゅうばつ メーター ダンク デマンド サイトゲ バオアン アコウ カーレ アオイル カーネル モルヒ スター メトロ アシカ センチュリー カルーセル サラダ キャメ バック レイヤー 笑い話 風の子 リットル オジギソ りゅうら 宝石箱 ダンス ウンディー リベット アウテ ビー ジャケブル イバナ バタフラ いもがゆ トラックク レース バズーカ コリドー ブレーク
Lass作品では初めてとなる、主人公のビジュアルが設定された作品となっている。主人公を1人のヒーローとして設定する作品が増えてきたため、そういった要望に答えるために本作では主人公にビジュアルを設定した形となっている。
キャラクター、世界観などの設定の一部が、同社の前々作3days 〜満ちてゆく刻の彼方で〜とリンクしている。
本編「罪と罰と贖いの少女」
キャッチコピーは「そのアイ(眼/愛)が運命を変える」。
姉を失ってから怠惰な生活を過ごしていた主人公・皐月駆は幼馴染である水奈瀬ゆかと共に突如辺り一面が赤く染まった世界に引き込まれてしまう。 そして、同じくその世界に引き込まれた他の4人の少年少女と出会い、彼らの殲滅を目論む黒騎士たちの存在を知る。生き残るために、「赤い夜」を終わらせるために、黒騎士たちとの戦いが始まる。
オリジナルシナリオ「虚ろなる鏡界」
キャッチコピーは「これが新しい世界の魔術(リアル)」。
Xbox 360版の追加シナリオ。主人公・天見修は現在の科学技術と魔術を融合した「現代魔術師」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っていた。そんな折、街では「ドッペルゲンガーを見たものは、行方不明になる」という噂が流れはじめる。現代魔術師としての直感と不穏な気配を察した修は、密かに失踪事件の調査を開始する。
赤い夜に引き込まれた少年少女たち
突然、正体不明の現象「赤い夜」に引き込まれた少年少女たち。襲い来る闇精霊や黒騎士から逃げ戦い、赤い夜を生き抜くために仲間とともに立ち向かう。6人の内4人は異能者である。合言葉は「友と明日のために!」。
皐月 駆(さつき かける)
声優:中本伸輔/小野大輔
本作の主人公。虹陵館学園に通う2年生。
5年前に姉が自殺したことをきっかけに、怠惰な生活を送っている。趣味が学校の屋上での読書であるなど、基本的に人と付き合うことが少ない。したがって自分から人を誘うと言う事が無い為、それをすると周囲に驚かれる。生まれつき 虹彩異色症(ヘテロクロミア)によって、右目の色が人と違い視力を失っている。右目を隠すために常に眼帯を付けるようにしている。
両親に関する記憶を持っておらず姉やゆかと共に施設「あやめ園」で育った。その後施設を出て姉と生活をしていたものの、姉を亡くしてからは水奈瀬家に引き取られ、現在は水奈瀬家の援助によって一人暮らし、生活費の一部は喫茶「ツィベリアダ」でのバイトでやりくりしている。
水奈瀬 ゆか(みなせ ゆか)
声優:安玖深音/後藤麻衣
駆の幼馴染であり、クラスメイト。
泣き虫で子ども染みた性格をしており、ぺん蔵さんと名づけたペンギンの形をしたバックを愛用している(中身を取り出す時、奇声(?)をあげる)。「うゆ」が口癖。
駆と共に施設「あやめ園」で育ち、水奈瀬家に養女として招かれ生活している。少々駆に依存している傾向が見られ、駆さえいればいいと考えている。
草壁 美鈴(くさかべ みすず)
声優:はるか/浅川悠
駆の1つ年上の先輩で、虹陵館学園の3年生。
陰陽道の名家である「草壁家」の血筋を引いており、陰陽師として洗練された戦闘技術を有している。だが草壁家の宝刀である5本の妖刀草壁五宝を全て実力で手にしたことをきっかけに草壁家の面子を潰してしまい一族から追われてしまうことになる。
「赤い夜」に引き込まれたメンバーのリーダー格であり、皆をまとめる役柄を担っている。長い白手袋に隠された爪に、前述の妖刀を封印した韻が施してある。生真面目すぎる性格であるが為、近年の若者の傾向に疎いという短所を持つ。
橘 菊理(たちばな くくり)
美鈴と同じ虹陵館学園の3年生。
駆の姉である皐月菊理と同じ名前であり、まったく同じ容姿をしている。言葉を話すことができないため、常にスケッチブックを持ち歩き筆談によってコミュニケーションをとっている。13歳以前の記憶を失っており、現在は小説家である橘大輔に引き取られ生活している。
自らの魂を触媒としたアブラクサスと呼ばれる天使の形状をした守護天使を具現化し操作することができる。アブラクサスは拷問器具で拘束された姿をしており、体に纏わりついた鎖を射出する事により、敵を拘束、攻撃する。
スケッチブックを持ち歩いているため、特技はスケッチ(本人談)。
広原 雪子(ひろはら ゆきこ)
声優:みる/壱智村小真
虹陵館学園の1年生であり、駆のアルバイト先である「ツィベリアダ」の新人アルバイト。
広原財閥の家系であるが、一族の掟により本家からは勘当されている。
明るく突拍子のない発言が多いが、それらの言動は自身が作り出した仮の人格によるものである。本性は特定の感情以外が欠落し冷徹で機械的に戦闘をこなすのみの人格になっている。特殊な暗示のかかったメガネの着脱により人格が入れ変わる。また、メガネを掛けている場合でも、気配を悟られずに美鈴に近づくほどの技術を持っている。
前々作のヒロイン広原月子を慕っており、彼女の言動を模範している。その第一歩として、校内に「考現学部(別名世界を大いに混乱させる広原雪子の団)」を作ったが、部室は某キョラクターの頭部、仙豆と書かれた菓子など、かなりマニアックなものが揃っている。会話にも既出のアニメ、漫画の台詞をさり気無く引用する。
田島 賢久(たじま たかひさ)
声優:アンダルシア/森久保祥太郎
虹陵館学園の生徒だが、無断欠席や新綾女方面でよく喧嘩を起こすなどの不良児。駆と同学年だが、前述の理由から留年している為、実年齢は20歳である。
常に煙草(銘柄はピース)を喫煙しており、それ以外の時は何かを食べている大食漢。匡と同様、自分の性癖に正直なキャラ。
体から炎を出すことのできるパイロキネシスの能力を持っている。実は生まれて初めてこの能力を発動した時、ある大きな罪を犯したが、本人は忘れてしまっている。
黒騎士
「赤い夜」に出現した闇精霊より高密度な存在感を持つ敵。闇精霊と違い理性を持ち、感情など人間味があるだけでなく、その力もはるかに強大。駆たちを「虚無の欠片」と呼び、彼らの殲滅を目的とし襲い掛かってくる。個々の名称はラテン語での「七つの大罪」に由来しているが、「色欲」を司る者はいない。その正体はとある機関所属の使徒。 余談ではあるが、主題歌のコーラス部分では、彼らの名前を歌い上げている。また、公式サイトでは随時彼らの詳細を「登場人物」の項目に掲載していくと語っているが、未だに書かれていない。
アワリティア
声優:見雷栄豪
「強欲」の名を持つ。黒騎士のリーダー格。最初に姿を現した黒騎士で、「黒騎士」という名称は彼のイメージから駆たちが名付けた。
イラ
声優:マーガリン天狗
「憤怒」の名を持つ。最も人間に近い体型をしており、素手による格闘戦に長けている。
インヴィディア
声優:松田理沙/力丸乃りこ
「嫉妬」の名を持つ。頭部から翼竜の如き羽が生えた、妖艶な美女の姿をしている。鞭のようにしなる「蛇剣」を武器に、中距離戦を得意とする。
アケディア
声優:魚周焼
「怠惰」の名を持つ。唯一、完全な人型をしていない黒騎士で、巻物のようなものを傍らに吊るしている。優秀な術師であり、初登場時は美鈴の陰陽術を防いだ。
グラ
声優:黒岩圭亮
「暴食」の名を持つ。黒騎士随一の巨体で、その外見に見合う怪力を持つ。武器は「鉄塊」とも表現されるほどの巨大な棍棒。
スペルビア
声優:海原エレナ/氷青
「傲慢」の名を持つ。女性の様な容姿をしている。アワリティア曰く、「同胞にして、同胞ならざる者」であり、別の意味で謎の多い敵。黒騎士の中でもかなりの実力を持ち、2本の刀を用いた剣術だけでなく陰陽術にも精通している。ちなみに、唯一黒騎士で「クロスビジョン」が存在する。
正体はこの人。
サブキャラクター
百野 栞(ももの しおり)
声優:井村屋ほのか/萩原えみこ
イタリアからの帰国子女で駆のクラスに転入してくる。
日本語が達者であり、大学生レベルの学力を有している。読書家で休み時間のほとんどを図書室で過ごしている。冷静で口数が少なく、他者との交流や干渉を嫌い、孤立しようとしている。下着を穿かず、その代わりに陰部にとんでもないものを付けており、(不可抗力で見てしまった)匡を驚愕させた。
コミックマーケット73にて販売された紙袋の絵より、「ケフィア」の愛称でスタッフ・ユーザーから親しまれている。
奈月 香央里(なつき かおり)
声優:温森はるみ/水橋かおり
主人公のクラスメイトで匡の家の隣に住む幼馴染。
元気で物事をはっきりと言う性格で匡に対するツッコミ役を担っている。
匡と共に極度のお節介焼きであり、栞の面倒をみたりしている。
照屋 匡(てるや ただし)
声優:舞蹴応援
主人公のクラスメイトで親友。
直情的で自身の性癖を隠そうとしない性格。
下ネタ発言が多く、香央里に突っ込まれるのがお決まりのパターンとなっている。
他作品のパロディ発言が特に多いキャラクターとなっている。
赤嶺 彩子(あかみね さいこ)
声優:AYAKO/たかはし智秋
虹陵館学園の保険医。保健室を私物で埋め好き勝手に使用しており、校内で煙草を吸うなど、素行はあまりよくない。人の嘘を「煙草の煙を吸うと鼻に血管が浮き出るという嘘」で見抜くほど頭が切れる。
元暴走族であり、相手に睨みを利かせるなどの行動をたまに起こす。その睨みは、ゆかが号泣するほど怖い。また「ツィベリアダ」では以前の喫茶店の頃からの常連。
ヴェラード
声優:上別府仁資
中世ヨーロッパ時代、東欧に存在した「ドラスベニア王国」の王。右目は駆と同じく金色のオッドアイである。
「赤い夜」の起きた日の駆の夢に度々出現し、駆に対して様々な問い掛けをしてくる。
リゼット・ヴェルトール
声優:RINA
「赤い夜」の中心地で水晶に閉じ込められている少女。
黒騎士に怯えた態度を示しているが全てが謎につつまれている。また、駆たちにテレパシーで会話することもできる。
黒田 隆弘(くろだ たかひろ)
声優:松山タカシ
喫茶「ツィベリアダ」のマスター。年齢から想像できないほど、かなり年下の妻がおり、彼女の妊娠を期に駆をアルバイトに雇った。その経緯から分かるとおり、自他共に認めるほど年下好きであり、言われても「最高の褒め言葉だ!」と言い返すほどである。なお、キャラクターの立ち絵は存在しない。なお、前作の主人公と同姓同名である。ただし、その作品と同一人物であるならば、3作でリンクしている事になるが、キャラ同士の年齢に誤差がある。
皐月 菊理(さつき くくり)
駆の姉。「あやめ園」で育ち、同じ施設出身のゆかのお姉さん的存在であった。施設を出て、駆とともに生活をしていたが、5年前、リストカットで自殺している。享年22前後。
容姿は橘菊理と瓜二つ。
草壁 操(くさかべ みさお)
70年ほど前の、草壁一族の歴史上最強の女陰陽師。草壁流の二刀兵法を極め、「忌剣」のすべてを習得した天才女剣士。有能な術師だったが、一族の禁忌であるほかの術系統(西洋魔術)にまで手を出した為、破門になった。美鈴の憧れであり、目標である。
ちなみにこの事例で一族を追放されたのは歴史上2人存在し、もう1人は草壁遼一である。
ミシェル・マキシミリアン
正体不明の魔術師。彼女に「翠玉碑の欠片」を埋め込んだ張本人である。彼曰く、人の世の始まりから、世界が焼け落ちるその日まで、闇の種を蒔き続ける者。かつては賢者であったらしい。
Xbox 360版追加キャラクター
天見 修
声優:なし/
Xbox 360版オリジナルシナリオ「虚ろなる鏡界」での主人公。現在の科学技術と魔術を融合した「現代魔術師」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っている。その才能は優秀であり、自分なりのオリジナリティを術式に組み込んでいる。
吾妻 汐音(あづま しおね)
声優:なし/中原麻衣
極度の引っ込み思案で新シナリオの主人公である天見修に密かな恋心を抱く。紅野澪とは無二の親友。幼女体型であり、賢久曰くお持ち帰り~したい可愛さである。
前々作のヒロイン吾妻梨花と苗字が同じことから親類関係だと推定される。
紅野 澪(こうの みお)
声優:なし/加藤英美里
クラス委員を務める才女。影で努力をする秀才で既存魔術を習得していく魔術師でもある。修の祖父から魔術の教育を受けた為か、修に対抗意識を持っている。その一方、彼と違い、実力が既知の魔術の域を出ていない事にコンプレックスを抱いている。
黒芝 かなえ(くろしば かなえ)
声優:なし/田中理恵
ミステリアスで近寄りがたい雰囲気を持つ黒髪の美少女。賢久と同じクラスで本をこよなく愛する図書委員である。冷静沈着だが言葉自体は攻撃的。自称「図書室の魔女」。
「トゥーレ」の1人、黒羊歯鼎(くろしだ かなえ)と名前が酷似することから関係性が囁かれている。
用語
赤い夜
駆たちが引き込まれた謎の世界。直前までにいた現実世界と酷似しているが、人間は愚か、動物も存在せず、赤い闇夜に黒い満月のようなものが空に存在する。 原因不明のこの現象は、時と場所を選ばずに発生し、駆たちはこの世界に引き込まれる。駆たちが赤い夜の世界にいる間、現実の世界では時間が進行せず、赤い夜の中で物が破壊されても、現実には影響しない(駆たち自身の肉体は例外)。ある程度の時間が経過すると、唐突に現実の世界へと戻るが、滞在時間は一定ではない。 雪子は個人的に「ナイトメア」と命名していたが、どちらも正式な名称でなく便宜上勝手につけたもの。
黒い月
赤い夜の発生から出現した黒い満月。何故か赤い夜が消え、元の世界に戻っても存在し続けている。また、駆たちのような赤い夜に関わった人間でないと視認できず一般人には見えない。遠近感から「ある場所」の上空で、本物の月よりそれほど高くない高度で固定されており、だんだんと地上に近づいているようである。
闇精霊(ラルヴァ)
生物のいない「赤い夜」を徘徊する、人面をした異形の生命体たち。スライムのような不定形から、飛翔する甲虫のような物まで、複数の種類が存在する。駆たちを見つけると奇声をあげて襲ってくる。美鈴は一種の悪霊の類だと推測している。ちなみにこれと対をなす存在は光精霊(エーテル)と呼ばれる。
草壁五宝
草壁一族に伝わる5振りの宝刀。元々は草壁七剣であったが、破門された際に草壁操が鬼切、蜘蛛切を持ち出したため、五宝になっている。本来は一族の中でも1本につき1人、計5人の継承者が存在していたが、現在は美鈴が5振り全てを所有している。
小烏丸天国
桓武天皇の時代、八尺余りある大鴉によってもたらされた宝刀。妖力を蓄積することができ、これを開放することで絶大な威力を放つ。最も、美鈴が愛用する刀である。
火車切広光
火車を切ったといわれる上杉謙信の愛刀。三尺を越える大太刀。呪を唱えることで、刃に炎を帯びさせ、奥義・火天墜衝を放つ。
雷切
立花道雪が雷を斬ったと伝えられる日本刀。電撃を放つ刀として、遠近両用に使える。後に、駆がたびたび使用することになる。
鉋切長光
近江の堅田又五郎が、大工に化けた妖怪を鉋ごと斬ったことから名付けられた刀。刀の長さが変形可能で、柄には暗器が隠されている特殊な刀。陰の一閃。
真打・童子切安綱
大原安綱の大傑作で天下五剣の一つ。使い手の血肉を糧にして力を発揮する草壁五宝最強の妖刀。奥義は鬼牙絶刀。
翠玉碑 (すいぎょくひ)
「エメラルド・タブレット」、「タブラ・スマラグディーナ」とも。 神の叡智と無限の魔力を得ることができる究極の魔具のひとつ。第六王朝時代の女王ニトクリスの手で砕かれ、12の欠片となり散逸している。リーゼロッテが700年探しても、5つしか所在は明らかにできなかった。
虚無の魔石(クリフォトのませき)
1209年、魔術師マキシミリアンがリーゼロッテに埋め込んだ欠片。闇精霊の力を3000年間吸い上げた漆黒の魔石。
劫の眼(アイオンのめ)
ヴェラードや皐月駆の金色の右目に宿る欠片。
ゾロアスターの魔術師によって造られた人の世のすべてを視るためにつくられた虚ろなる神器。未来視の能力を有するが、この真価は未来を引き寄せ、未来を掴むことである。
また、劫の眼は所有者の死後、所有者の魂を飲み込み、別の人間に転生する。ヴェラードの他にも、有角王(イスカンダル)、剣士や高位の陰陽師など数千人が劫の眼に連なっている。
翠玉碑の欠片(すいぎょくひのかけら)
中国から日本に渡り、1945年の時点で霊能局が管理していた破片。粒は小さいものの、原初の石碑の翠色を維持している。
1945年、ヴァルターが霊能局から奪取するが、草壁遼一の手で阻まれる。その後、ナームレスにより、異空間に飛ばされ、過去の藤見家の長女の胎内に代々と伝わるようになる。藤見家は全国を行脚し、治癒能力としてこれを使っていた。詳しくは3days参照。
ヨハンナの神名碑
確認された中で最大の欠片。教皇庁・禁書図書館最深部にある。マキシミリアンが「穴倉のヨハンナ」と言っていることから、こちらも彼の手によるものだと考えられる。
王神(バロール)
「トゥーレ」の1人、コルヴァス・メルクリウスが所有。
教皇庁・禁書目録聖省「インデックス」
魔術呪術を志すものなら誰でも知っていると言われている、世界最大の魔術機関。ヴァチカンを本拠地とし、その地下の図書館に異端、危険と判断された魔術を禁書として封印し続けている。表向きでは壊滅したと言われているが、その存在は現在でも維持され続けていた。その力が動くと、国家1つ消滅できるとまで言われているが、政治的な影響を受けやすい為、戦時中などは思うように動けないことも。禁書目録聖省の使徒は本名を持たず、その者を象徴とする言葉と偉大なる聖人の名前を繋げて、聖名としこれを名乗る。
使徒
穴倉のヨハンナ
教皇。ヨハンナの神名碑の所持者。
書架のウルスラ
高位の魔術師で五千の魔書を所持している。一族の呪いにより、脆弱な肉体で生まれたため、脳と脊髄を除く全てを「フランシーヌ」という義体に取り替えている。
綾女ヶ丘の監視と状況報告のため、綾女ヶ丘に来るが、直後赤い夜に巻き込まれる。現在の任務は逆徒の抹殺。
ソフィア・ミーズリー
禁書目録聖省の魔術師。人格破綻者。魔具の改造・改良に関しては禁書目録聖省随一。書架のウルスラの義体「フランシーヌ」もソフィアによるもの。
以前はトゥーレに所属していた模様。
討伐部隊
1945年、魔女リーゼロッテ討伐のために、派遣された5人の使徒。しかし、その後消息不明になったことから勅命の反故及び逃亡したとして、反逆の徒として記録されている。
虹のゲオルギウス
聖省十四聖の一人。禁術「契約の虹」を使い、リーゼロッテを7つの並行世界に分割し、弱体化させた。
聖骨のセバスティアヌス
ゲオルギウスの部下。
龍骸のイレーネ
ゲオルギウスの部下。
書架のベネディクトゥス
ゲオルギウスの部下。
戦槌のサムソン
ゲオルギウスの部下。
魔術結社「トゥーレ」
ヒトラーをはじめとした神秘主義の政治家たちによって設立された「トゥーレ協会」を前身とした7人の魔術士による秘密結社。建前上、7人に上下関係はないが、リーゼロッテが一番発言力がある模様。2次大戦後、少なくとも2名除籍したトゥーレがどうなったかは不明である。
リーゼロッテ・ヴェルクマイスター
「色欲」の名を持つ。
虚無の魔石の所有者にして、不老不死。インデックスにとって他の全てより優先すべき最大の敵。
暗黒魔術を得意とし、「姦淫(ルクスリア)の魔女」、「バビロンの魔女」、「バビロンの大淫婦」、「炎の魔女」と畏怖されられた。
得意技は幻燈結界(ファンアズマゴリア)、奈落堕とし(ケェス・ピュトス)。
ヴァルター・ディートリヒ
「傲慢」の名を持つ。
暗黒魔術を得意とする若き天才魔術師。前々作の3daysにて、登場している。
1945年、彼のクーデターにより、禁書目録聖省・禁書図書館から「冥王の鍵」、典礼秘跡聖省・聖遺物管理局から「ヘレナの聖釘」、日本の霊能局から「翠玉碑の欠片」を盗まれるが、草壁遼一らの手で阻まれ失敗に終わる。
ソフィア・ミーズリー
「嫉妬」の名を持つ。
現在は禁書目録聖省に所属。
アイナス・レーベンハイト
「暴食」の名を持つ。
コルヴァス・メルクリウス
「怠惰」の名を持つ。王神を所持。
傳満州(トフー・マンチュウ)
「強欲」の名を持つ。
黒羊歯鼎(くろしだ かなえ)
「憤怒」の名を持つ。
ドラマCD
いずれも本編終了後の後日談。
忘れられた約束
本編で黒騎士の襲撃に逢い、絶望した喫茶「ツィベリアダ」のマスター。そんな彼を元気付ける為に駆はある約束をしてしまった。事件終了後の記憶が曖昧な中、その約束を果たすようにとマスターに迫られるが……。
最強のデュエリスト
黒騎士との戦いが終わり、賢久は退屈な日々に嘆いていた。そんな時ひょんな会話から彼と雪子の提案で「脱衣麻雀」ならぬ「脱衣カードゲーム」が企画された。男女チームに分かれ「プレイキング」を始めるが、果たして全裸になるのは……。